03-3776-2220

住所:東京都大田区山王1-4-6/【日祝・水休診】

診療時間:平日10:00~12:30、14:30~19:00

     土曜日9:30~12:30、14:30~17:30

巻き爪|大田区大森の大木皮膚科

魚の目・芯除去| 大田区大森の大木皮膚科

魚の目・芯除去

他院で取れない痛い魚の目対応!

当院で魚の目の治療を希望される方は、スピール膏など角質を軟化するものは貼らずにご来院ください。なお鶏眼は適切なフットケア・除圧対策をしないと必ず再発します。(受付;平日16時まで限定 ※連休前後、GW中除く)

◆再発予防・治療効果を上げるには、自分の足に合った靴を選んでいく必要があります。

【お願い】
 魚の目・胼胝削り、爪切りなどお時間の掛かる処置は平日日中(16時まで)にご来院ください。土曜日全日、夕方16時以降受付された方の処置はお受けしておりません。
※受診された場合でも診察・投薬のみとなります。

※いわゆる”芯のない胼胝(タコ)”は尿素軟膏、入浴時の軽石などの角質ケアなどが行われます

※”芯の浅い軽度のもの”はスピール膏を繰り返し貼って、角質を取っていくことで除去可能です。

◆難治性の魚の目で来院される方の1~2割に疣贅(いぼ)の場合があるので注意が必要です。
◆痛みの強い方は足の骨に原因がある場合があります。必要により整形外科の受診をお勧めします。

芯まで除去しても鶏眼は適切な対応をしないとかならず再発します。(ネット上でよくみかける芯を取れば再発しないは誤りです!)

※受診される際は処置にお時間が掛かるため、その他のご相談は日を改めてご来院頂けますようお願い申し上げます。多数の魚の目・タコがある場合は一度に全てを処置できない場合がありますので、ご了承ください。

 

魚の目とは?

  魚の目とは、加重が一点に掛かりピンポイントで角質が深くなり、皮膚に深く食いこみ痛みを生じる状態です。一方、タコ(=胼胝)とは面での加重によって周囲の角質全体が厚くなることを指します。

 タコは一般的な尿素軟膏外用や角質ケアグッズにて自己処理可能ですが、深くなった魚の目の芯を除去するにはコツがあり、かなり外科的なテクニックとなります。当院では深い魚の目は医師が直接担当し、ピンセットとカミソリできれいに痛くなく削り出すようにしております。
※軽度のものは医師の指示下に看護スタッフが処置をすることがありますのでご了承ください。

 

原因は?予防するにはどうすればいいの?

 足底部の力がかかる部位の角質が肥厚した状態です。角質の肥厚が一部分に限局すると、魚の目となって皮膚に食い込み痛みを生じます。見た目が、魚の目に似ていることから「魚の目」と呼ばれていますが、正式には鶏眼(けいがん)と呼ばれます。魚の目の好発部位

 一般的に出来やすいのは、第2、第3足趾の付け根、親指・小指の外側、場合によっては趾間部の骨同士が擦れ合って出来る方もいるようです。原因は先の狭いデザインの靴、ハイヒールなどによる前足部加重のなどが誘因となり足の加重のバランスが崩れて、一カ所の関節が突出してしまい靴の中で繰り返し擦れた結果、魚の目となります。

 また、お子さんで魚の目が出来たと来院される患者さんのほとんどの場合はウイルス性イボ(疣贅)の場合が多いです。

 

診断・治療はどのようにするの?

【診断】
 魚の目は、足の形のアンバランス・サイズの合わない靴などが原因となりますので、まず足全体の形に問題ないか診察します。角質があまり厚くない場合には歩き方や靴を変えるだけでも改善する場合がありますが、角質が楔型に厚く食い込んでいる場合には芯まで削り出す必要があるためどのくらいの深さの魚の目か?一番痛い部分はどこか?などを診断します。
 

【治療】
 一般的には、スピール膏(主成分はサリチル酸)という貼り薬を数日間使って、魚の目を柔らかくしてから少しずつカミソリなどで削る処置が良く行われます。しかし、この方法では芯まで一度に除去することは困難です。

 当院ではご希望の方に、魚の目治療を行っております。カミソリを使って周囲から削り込み除去します。痛みはほとんどありません。

    深い魚の目の断面と取り方《魚の目の構造と切除法》

【魚の目切除ご希望の方は、スピール膏は貼らずに大木医師担当日に来院されてください

魚の目切除の写真(写真;当院で行ってる魚の目治し方・芯除去法)

再発予防と靴について

 再発予防には靴選びが大切です。かかとと足の甲がフィットしていて足底のアーチをしっかり支えられるものが良いとされます。足先は足の指をある程度自由に動かせる余裕のあるものを選びましょう。

 あまり大きな靴やひもをゆるめて履くのもタコなどの原因となります。ハイヒール・パンプスなどの足先の狭いものは、普段履きには向きません。詳しくは大きな靴屋さんやデパートの靴売り場などで専門知識を持った方に相談すると良いでしょう。

 たとえ芯まで魚の目を取り除いても、靴をかえる・適切な靴敷きを使うなどの除圧対策をしないと再発してしまうこともあります。

治療費(初診でお薬が出た場合;3割負担の場合)
・小さな魚の目を削るのみ;1500円程度
・魚の目を芯まで切除した場合;2400円~
・魚の目を切除して縫合を伴う場合;4800円~
※数により負担額が増える場合があります。

自分でできる魚の目(うおのめ)対策・注意点は?

 魚の目が当たる部分に、脱脂綿を当てテープで保護する、靴店で売られているフットパッドを使用する、前足部や土踏まずにサポートのあるクッション性のある中敷きを使うなどすると魚の目の悪化を予防できます。市販のスピール膏(サリチル酸)を3,4日間貼付して、根気よく、時々カミソリで少しずつ削るのを繰り返していると自然に改善する場合もあるようです。

【その他のご注意】
※重度の魚の目では、魚の目の下の皮膚が化膿してしまう場合もあるので、あまりに治りが悪ければ皮膚科を必ず受診しましょう。また、糖尿病など持病のある方では小さな魚の目から感染が広がってガス壊疽になったり、足切断まで進行するケースもあり注意が必要です。

※重度の足変形がある方は大学病院の足専門医をご紹介する場合があります。また、必要によって専門のフィッティングを行ってくれる靴店をお勧めする場合もあります。

※魚の目、タコは角質内の病変ですから、厚くなった角質を表皮のぎりぎり上で削り取ることで除去することが可能です。レーザーで削ったり、液体窒素の治療などは通常必要ありません。手術的に取り除き縫合する必要もなく、そればかりか足底部にキズを付けることで余計に角質が増殖しやすくなるので注意が必要と考えます。

            

足のサイズ測定 足底アーチの図

歩人館(アシックスウォーキング)
※足の大きさ、形を計測して頂けるお店(東京/自由が丘)です。

【当院で治療時にお配りしている魚の目・胼胝のパンフレット】

魚の目・胼胝パンフレット(PDFファイル)

 

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医師;大木更一郎

平成元年日本医科大学を卒業し、皮膚科学教室形成外科斑に入局。平成16年より先代院長と伴に皮膚診療を行う。平成27年大学退職後、医院を継承。(※日本医大形成外科兼任講師・形成外科専門医・救急専門医・熱傷専門医・日本皮膚科学会会員)

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